今年の夏キャンプに参加した高校生の子と親御さんから、アンケートという形で嬉しい言葉をもらった。
ただ感動しただけではなく、そこにガイア自然学校の事業の価値や、
Gリーダーやスタッフにとってのやりがいというものが見えたので、本人の許可を得た上で紹介したい。

本人からは、「ガイアで学んで身につけたことは、学校の勉強よりも役に立っていると思います。
キャンプに参加してキャンプもスキーも大好きになったし、子ども達をお世話することが好きになりました。
ガイアってすごく良いな!っていつも感じてます。

ガイアの良いところは色々な人と出会えて触れ合うことが出来ることで、
友達も出来たし人間として成長出来たと思ってます。

自分も将来はガイアのような子ども達が自然の中で学べる場を提供出来る仕事をしたいです!
次はリーダーとして参加出来るように頑張る!
小学校の一枚のチラシがこんなに素晴らしい思い出、
宝物になるとは思いもしなかった。も〜幸せ!ありがとう!

との言葉に加えて、僕自身への感謝と憧れを伝えてくれていた。

親御さんからは、「長い間、夏キャンプとスキーキャンプに参加させていただき、
本当にありがとうございました。
小学校時代はとにかく自分が楽しみたい、泳ぎたい、魚をつきたい!にとことん付き合ってもらい、
帰ってくるたび「あー楽しかった」と言っていたのが、中学あたりから
「小さい子のお世話をした。他の班の火をおこした。」など、
自分以外の周りの様子も見れるようになり、ありがたいことに高校生になっても参加させてもらったら、
プチリーダーのように小さな子を引き連れて写っている写真を見ると、
年に1度の夏キャンプだったけど夏の3〜4日ですごく人間性を付けさせてもらったと、
主人と共に参加してよかったと感謝しています。
リーダー全員からのメッセージ、みなさん心が込もっていて感動でした。
私も息子と一緒で幸せです。ありがとうございました。」との言葉だった。

ガイア自然学校が行っている事業がただ自然の中であそんでいるだけなのではなく、
多くの人との出会いを生み出し、また様々な関わりの中で人間的成長を
支援しているということを改めて気づかされた。
目の前の人を幸せにできる仕事をしていることを誇りに思えたし、
それを自分だけでなく、今まで関わってきてくれた多くのGリーダーや
スタッフたちと一緒に実現できたということがまた嬉しい。
これをやりがい以外の何と言えようか。
このコロナ禍にこちらが勇気づけられた1枚のアンケート。
宝物として大切にしたい。
      【文:守屋 謙】